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緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業
(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)
※令和6年度事業も公益社団法人日本薬剤師会が受託し、調査事業を継続いたします。

緊急避妊薬についてEMERGENCY CONTRACEPTIVES

緊急避妊薬とは、妊娠の心配がある性交から72時間以内に服用することで、避妊効果を得る薬です。主に排卵を遅らせることにより妊娠する可能性を低くします。効果(妊娠阻止率)は約8割です。

この調査研究で販売される緊急避妊薬は、レボノルゲストレル錠(1.5mg)です。国の承認を受けた医療用医薬品であり、医療においてすでに広く使用されています。
現在日本で承認されている緊急避妊薬は、レボノルゲストレルを成分としたもののみです。

レボノルゲストレル錠は、国内で2つのメーカーから発売されています。

この調査研究では、薬局によっていずれかの緊急避妊薬を販売しています。
購入を希望される方は、本ホームページの薬局リストに掲載されている薬局にお電話の上、在庫の有無などを確認してからお出かけください。

医薬品に関する情報

「くすりのしおり」「患者向け医薬品ガイド」をクリックすると、薬の情報がご覧いただけます。

  • 「くすりのしおり」と「患者向け医薬品ガイド」は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構から公開されている情報です。
  • 現在、日本で緊急避妊薬を入手するには、医療機関(産婦人科など)への受診が必要ですが、この調査研究に薬局・購入者が参加する場合のみ、医療機関の受診を経ない、薬局での販売が認められています。
  • よりわかりやすいご説明、薬についてご不明な場合などには、本調査研究の協力薬局の薬剤師にご相談ください。

服用後の注意

  • 頭痛、めまい、腹痛、倦怠感、眠くなるなどの症状があらわれることがあります。
  • 一時的ですが気持ちが悪くなったり、吐いたりする場合があります。この薬を服用後2時間以内に吐いてしまった場合は、購入した薬局にすぐに相談してください。
  • 次の生理の予定日よりも前に出血することがあります。
  • 生理と生理の間の日数(月経周期)や生理時の出血量に一時的な変化が見られることがあります。
  • セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズ・ワート)含有のサプリメントやハーブの摂取はしないように気をつけてください。
  • この薬を服用しても、性感染症の予防にはなりません。心配な場合は医師に相談してください。
  • この薬を服用しても、完全に妊娠が回避できるものではなく、妊娠・異常妊娠となる場合もあります。
  • この薬の服用後も無防備な性交が行われた場合、妊娠する可能性が高まるので、妊娠を避けたいというのであれば、適切な避妊を行ってください。自分に合った避妊法については、医師または薬剤師に相談してください。
  • (授乳中の方のみ)この薬の成分は母乳中に移行しますので、授乳中の方は、服用後少なくとも24時間は授乳しないでください。

この薬が本当に効いたかどうかは、服用後すぐにわかるわけではありません。
この研究で緊急避妊薬を購入し服用した場合は、緊急避妊薬の効果が得られたかどうかを確認するためにも、3週間後に産婦人科を受診して医師の診察を受けるようにしてください。

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